注文住宅を建てる流れ!期間、費用、注意点と理想の家づくりを解説

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「注文住宅って、何から始めればいいの?」
「土地探しもローンもあって、順番が分からない…」
「全部でどのくらい時間がかかるのか不安…」

そんなふうに感じていませんか?
注文住宅は自由度が高い分、進め方を知らないと迷子になりやすいものです。

注文住宅の家づくりには、全体で1〜1.5年の期間が必要
その間にやるべきことは、大きく分けて以下の通りです。

  • 情報収集/資金計画/土地探し
  • 建築会社選び/設計プラン作成/契約
  • 工事着工/竣工/引き渡し

このような流れをきちんと把握しておくことで、
「いつ何をやればいいのか」が明確になり、余計なトラブルや予算オーバーも防げます。

さらに、見落としがちなポイントとして…

  • 土地と建築会社は同時並行で選ぶと失敗しにくい
  • 設計時には「暮らし方・土地特性・予算」の3点を常に意識
  • 工事期間中は「定期確認」や「工程の把握」で納期トラブルを回避
  • 引き渡し時は、施主検査・設備確認・保険や登記手続きまで要チェック

…など、各フェーズごとに重要な判断ポイントがあります。

河内長野市で地域密着の家づくりを行う「株式会社matsukou」では、
初めての家づくりでも迷わず進められるよう、

  • 土地探し・資金計画からの一貫サポート
  • 住宅ローンの相談土地条件に応じた設計提案
  • 着工から引き渡し後まで丁寧なフォロー体制

など、安心して家づくりを進められる体制を整えています。

「いきなり相談はちょっと…」という方も、まずは知識を得たい方へ
この記事では、注文住宅を建てるときに必要な流れ・スケジュール感・費用・注意点を一つひとつ整理しています。
「何から始めればいいか分からない」という不安を、「次にやることがわかる安心」に変えるヒントがきっと見つかります。

目次

注文住宅の流れとスケジュール全体像を把握しよう

注文住宅の流れとスケジュール全体像を把握しよう

注文住宅は完成までにある程度の時間と段階が必要です。全体の流れを知っておくことで、慌てずに余裕を持って進めることができます。特に資金計画や土地探し、設計など複数の工程が並行して進むため、事前にスケジュール感をつかんでおくことが大切です。

注文住宅の主な9ステップと平均期間(1〜1.5年)

注文住宅の進行は大きく9つの段階に分けられます。それぞれのステップにかかる期間を把握しておくと、いつまでに何をするべきかの見通しが立ちやすくなります。

スクロールできます
ステップ内容期間の目安
1情報収集・イメージづくり約1〜2ヶ月
2資金計画・ローン相談約1ヶ月
3土地探し・土地購入約2〜3ヶ月
4建築会社選び約1〜2ヶ月
5間取り・プラン設計約2ヶ月
6見積り・契約約1ヶ月
7着工準備(申請・確認)約1ヶ月
8工事・施工約4〜6ヶ月
9完成・引き渡し

※各工程を合計すると13〜20ヶ月となりますが、実際には並行して進める工程も多く、全体では12〜18ヶ月程度が一般的です。

【注文住宅 全体スケジュールのイメージ(前・中・後半)】

工程 前半
(約3ヶ月)
中盤
(約3〜4ヶ月)
後半
(約4〜6ヶ月)
情報収集
資金計画
土地探し・検討
設計・プラン作成
見積もり・契約
建築確認・申請
工事・施工
完成検査・引き渡し

●(グリーン背景)=メインの時期△(イエロー背景)=補足的に続く可能性あり

スケジュール感としては、「情報収集〜土地探し」が前半の約3ヶ月、「設計・契約・着工」が中盤の3〜4ヶ月、そして「工事〜完成・引き渡し」が後半の4〜6ヶ月という流れが一般的です。

一部の工程は同時に進めることができるため、計画次第で全体の期間を短縮することも可能です。

全体ではおおよそ12〜18ヶ月(1〜1.5年)を見込むケースが多いですが、天候や土地の条件、設計のこだわり度合いによって前後することがあります。

ステップごとの注意点と並行して進められる工程

家づくりでは一つの工程が終わってから次へ進むのではなく、複数の段階を同時に進行させることでスムーズに進められます。計画が遅れてしまうと、着工や完成のタイミングもずれ込む可能性があります。

並行して進めたいポイントは以下の通りです。

  • 情報収集中に資金計画も進めておく
  • 土地探しと建築会社探しを同時に行う
  • 設計の検討と住宅ローンの仮審査を並行して行う

また、それぞれのステップで以下のような注意点があります。

  • 資金計画は“想定外の費用”も含めて余裕を持たせる
  • 土地探しは建築条件やインフラ設備の確認が必要
  • 設計では希望を詰め込みすぎると予算オーバーになりやすい
  • 工事中は天候や資材の影響でスケジュール変更がある可能性も

スケジュール全体を俯瞰しておくことで、焦らず柔軟に対応できる準備が整います。


注文住宅の進め方に不安がある方は、地域密着でスケジュール管理まで丁寧にサポートしてくれる「matsukou」へご相談ください。安心して一歩を踏み出せる家づくりをお手伝いします。


家づくりの成功は“事前準備”で決まる

理想の家を建てたいと思っても、いざ動き出そうとすると「まず何をすればいいのか」でつまずく方が少なくありません。初期段階での情報収集やイメージの整理、予算の把握が、その後の家づくりの精度を左右します。焦らず、ひとつずつ整理していきましょう。

情報収集と理想イメージの具体化ポイント

注文住宅の最大の魅力は、自分や家族の希望を反映できる自由度の高さにあります。その反面、選択肢が多すぎて迷いやすくなるため、早い段階で「どんな住まいにしたいか」を言葉やビジュアルで共有できるようにしておくことが重要です。

次のような方法で理想の住まい像を固めていくのがおすすめです。

  • 雑誌や住宅サイトで気になる事例をストックする
  • SNSやピンタレストなどでイメージボードを作る
  • 家族全員の希望条件を紙に書き出して優先順位をつける
  • 展示場や完成見学会に足を運んで実物を体感する

また、将来のライフスタイルも考慮したイメージづくりが大切です。例えば「子どもが独立した後も住みやすい家か?」「老後も安心して暮らせるか?」といった視点も整理しておきましょう。

注文住宅の費用と資金計画はどう考える?

注文住宅を建てる流れ!期間、費用、注意点と理想の家づくりを解説

理想を形にするには、それに見合った現実的な予算の把握が欠かせません。建物の費用だけでなく、土地取得費や設計料、各種申請費用、外構工事、住宅ローン関連の諸費用なども含めた総予算の全体像を早めに把握しておくことが大切です。

一般的には、河内長野市をはじめとする大阪南部エリアでは、建物本体で約2,000〜2,500万円、土地代で900〜1,200万円、諸費用で300〜500万円が目安となり、総額で3,200〜4,200万円程度になるケースが多く見られます。これは木造30坪前後を想定した注文住宅の一例で、土地の立地条件や設計のこだわり、仕様によって上下します。

このような費用感を踏まえたうえで、次のような流れで資金計画を立てていくと安心です。

  • 情報収集の段階で、おおまかな予算配分(建物+土地+諸費用)をつかむ
  • 信頼できる金融機関や住宅会社で住宅ローンの仮審査を依頼
  • 仮審査結果をもとに、無理のない返済計画を設計する

住宅ローンの審査には、収入や勤務形態、既存の借入状況などが影響します。ローン審査が通るか不安な方も、早めに相談しておくことで選択肢が広がることがあります。

ここではあくまで初期段階の準備として、自分たちの家づくりにかけられる現実的な予算と、総額のイメージを持つことが第一歩です。

土地・建築会社・設計プランはどう決める?

家づくりでは、「土地がないと何も進まない」「とりあえず会社を決めてしまいたい」と焦って順番を誤ると、後々の設計や費用に大きな影響が出ることがあります。自分たちにとって最適な“選ぶ順番”を整理しておくことが、理想の住まいを無理なく実現する近道です。

土地探しと会社選びの“順番”を間違えないために

注文住宅では、「土地が先か、会社が先か」という悩みがつきものです。答えは、両方を同時に進めるのがベストです。理由は以下のとおりです。

  • 土地が先行すると「建てたい家が建たない土地」を選んでしまうリスクがある
  • 会社が先行すると、建てる土地の条件に合わないプランを提案される可能性がある

そのため、次のような段取りで進めるとスムーズです。

  1. 複数の建築会社を並行して相談する
  2. 気になるエリアの土地情報を収集する
  3. 建てたい家に合った土地条件を建築会社と共有する
  4. 設計の制約がないかを確認してから土地を決定する

特に、建築条件付き土地の場合は設計自由度が低くなることがあるため、会社との連携を意識した土地探しが重要です。

設計打ち合わせで押さえるべき3つの視点

土地や会社が決まり、いよいよ設計プランを詰める段階に入ると、「なんとなく」の要望だけでは理想の家に近づけません。ここでは次の3つの視点を意識することで、満足度の高いプランづくりが可能になります。

  1. 暮らし方に合っているか
     → 家事動線、収納、将来の生活変化に対応できるかを確認します。
  2. 土地の特性を活かしているか
     → 採光や風通し、隣家との距離など土地条件に応じた設計になっているかを見ます。
  3. 予算とのバランスが取れているか
     → 希望を詰め込みすぎると費用が膨らむため、優先順位をつけて絞り込むことが大切です。

家族での話し合いを通じて、「絶対に譲れない点」と「あると嬉しい点」をあらかじめリストアップしておくと、設計担当者とのやり取りがスムーズになります。

契約から完成・引き渡しまでの流れと注意点

住宅会社との契約が済むと、いよいよ家づくりの実働フェーズに入ります。とはいえ、「契約してから何をするの?」「工事の進み具合は確認できるの?」といった疑問や不安を抱く方は少なくありません。着工から引き渡しまでの流れを把握しておくことで、トラブルを避け、納得のいく住まいづくりが実現します。

請負契約〜着工・竣工までのスケジュール管理

注文住宅の工事スケジュールは、おおよそ以下のような流れで進みます。

工程内容期間の目安
請負契約最終プランと金額を確定し、正式に契約
着工準備建築確認申請、近隣あいさつ、地盤調査など約1ヶ月
基礎工事土台・配筋・コンクリートなど約1ヶ月
上棟・構造工事柱・梁・屋根など主要構造の組み立て約1ヶ月
内装・外装仕上げ壁・床・設備の施工、検査約2〜3ヶ月
完成検査〜引き渡し自社・行政・施主の各種検査約1週間〜

全体で約4〜6ヶ月が目安となりますが、天候や資材の納期、職人の手配状況によって変動することもあります。工事期間中は、以下の点を意識しておくと安心です。

  • 定期的に現場を見に行く
  • 工程表をもとに予定通り進んでいるか確認する
  • 疑問や変更希望は早めに伝える

住宅会社と密にコミュニケーションを取ることが、工期遅れや認識違いを防ぐ鍵となります。

引き渡し前にやるべき準備とチェックポイント

建物が完成すると、いよいよ引き渡しとなりますが、「完成したからOK」と安心するのはまだ早いです。入居後に後悔しないためには、引き渡し前にやっておくべきことや確認すべき点があります。

以下のような項目をチェックしておきましょう。

  • キズや汚れ、設備の動作確認(施主検査)
  • 各設備の使い方や保証内容の説明を受ける
  • 住宅ローンの本契約・最終金の支払い手続き
  • 登記や火災保険の申請手配

また、荷物の搬入や引越しのタイミングも重要です。引き渡し日と入居日の間に余裕を持たせると、引越し準備も落ち着いて進められます。

完成の喜びの裏側でやるべきことが多いため、リスト化して1つずつ対応するのがトラブルを防ぐコツです。

まとめ

注文住宅は自由度が高い分、進め方に悩む方も多いですが、全体の流れとスケジュールを把握することで、家づくりは格段にスムーズになります。情報収集や資金計画、土地探しや住宅ローンの準備を早めに行い、建築会社や設計プランを自分たちの暮らし方に合わせて検討することが大切です。着工から引き渡しまでの工程や注意点も事前に確認しておくことで、トラブルや後悔を防げます。家づくりの成功は、段階ごとの計画性と事前準備が鍵です。理想の住まいを実現するために、流れを“見える化”しながら一歩ずつ進めていきましょう。

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